「任侠ヘルパー」_(2)
前回の続きです。
ただの感想じゃ面白くないので、「任侠ヘルパー」分析してみます。
● まず、私の結論:
"任侠"と"ヘルパー"を組み合わせる、という企画は面白い。
しかし、登場人物の描き方が、ありきたりになってしまう恐れがある。
次回以降、面白いドラマになっていくためには、出演者の人気ではなく、脚本の質が勝負。
****
このドラマの初回視聴率17.5%(関東地区)。
いつも視聴率上位のNHK「天地人」がだいたい20%前後、他番組でも上位はだいたい15%前後という視聴率の現状をふまえると、17.5%は大成功だと思う。
● 初回視聴率がよかった要因:
[1] 人気の出演者
[2] 企画の面白さ
から、興味を持って見た人が多かったから、と私は推測する。
[1]: 草なぎ剛さん、黒木メイサさん、「天地人」で一躍人気となった子役・加藤清史郎くんなど人気・話題の出演者をそろえたこと。(&松平健さんも!)
[2]: "任侠"と"ヘルパー"という組み合わせの、意外性。
しかし同時に、[1],[2]は、欠点にもなり得る。
その理由:
もし、脚本がよくない場合、
① 登場人物の描き方
② 状況の設定
が、画一的(ステレオタイプ)になってしまう恐れがあるから。
つまり、
1.極道の描き方
2.介護ヘルパーの描き方
3.介護の現場の描き方
が、誰もが容易に想像できる「ありきたり」な描き方になってしまう、という恐れ。
例えば・・・主人公らが老人介護施設に到着するシーン。突然、痴呆症の老人がよろよろ歩いてきて、主人公が乗ってきたバスに、おしっこをしてしまう。
これは、介護施設の現状を端的に表した場面かもしれない。しかし「痴呆症+おしっこ」という考えが、そもそも画一的だと私は思った。別の表現で描けなかったのか?
ところで、
● このドラマが伝えたいものは何か?
様々な体験を通しての、①主人公の心の変化、②主人公の成長
だと思う。主人公はヘルパーを通して、人間として成長するのだろう。
そして成長した主人公は、任侠へ戻る、と私は推測する。
これは、極道をやめてヘルパーなる話ではないと思うからだ。
あ、肝心の松平健さん
の魅力を書く時間がなくなってしまった・・・(;ω;)
つづく^^・・・・
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コメント
私もHiromiさんと同じような
結末を望んでいますが
どうなるでしょうね。
私自身、高齢者のボランティアを
やっていきますが
「入浴シーン」などの乱闘シーンなどは
考えられません。
(それだけの余裕もないし・・・)
主人公の成長も楽しみですが
本当の若頭の狙いも
回を追って、見えてくると
また違った面白さが出てくると思います。
投稿: 暴れん坊うえりん | 2009年7月13日 (月) 17時58分
暴れん坊うえりんさん、こんにちは^^
健さん演じる組長の狙いが「介護施設での働きぶりを見て、幹部候補を決める」と思わせておきながら、実は別の狙いがあったとしたら、面白いかもしれませんね。
次回以降も期待しましょう♪
投稿: Hiromi | 2009年7月13日 (月) 22時02分